先日友人の牛山精肉店さんで開催された
「いのちの食べ方講演会」
http://wannohana.com/brand/pastapapa/pb0907311.php
講師に、著者の森達也氏を迎えて大盛況でした。

あまり大きくないお店ですが予定の50名を大きく上回る、
70名が集まって真剣に講演を聴き話し合いました。
最初1999年に森さんが制作した「よだかの星」をプロジェクターで映写、
動物実験を題材にしたドキュメントで、
僕達人間が生きて行くため、病気を治療するため、
そして化粧をするために多くの動物実験がなされている事を明かす。
重度の病気で治療される側の方々の思いや、
動物実験をする医師、実験道具の製造者、
捨て猫などのボランティア団体、
皆誰もが動物実験というかたちの犠牲には否定的だが、
人間のためには仕方が無いか・・・
自己矛盾を抱え悩みながら話してくれている。
その後講師の森さんが司会者になって、
皆の考えや疑問、その他などを話し合う場を1時間、
動物実験経験者の方の話や、
ドキュメンタリーの真偽、
屠殺場や差別、
子供達の教育など、
「いのち」について真剣に話し合った。
当社では
「わんのはなエコロジカルドッグライフ」
http://wannohana.com/brand/lifestyle/ecodoglife/ecodoglife1.php
というコンセプトの中で、
動物実験反対を掲げています。
僕自身は最先端治療の研究のためになされる動物実験に関しては、
本当に申し訳ないけどある程度認めています。
ですが、動物のいのちを奪って得られた研究成果が、
研究の競争のために開示されなくて、
仕組みや考え方を変えれば何度も奪われなくてすむいのちがあったり、
過去に研究された化学成分で充分作れる化粧品を、
目新しさを追い求めるために新しく作るために奪われるいのちなど、
奪われなくてもすむいのちが山ほどある。
ヨーロッパでは今年の春に動物実験は全面禁止になったと聴いています。
それでも社会が動くのだからやり方次第だと思う。
ぜひ日本でもこの真実を知って、
すこしでも動物実験が減る方向へ舵がきられる事を期待したい。
また食べるためのいのちを奪う事で重要な屠殺場ですが、
近年見学が難しくなっているようです。
とても大変な仕事なのですが、
まだまだ理解者がすくないようだ。
僕達大人だけでなく子供の教育を含めて、
考えて行かねばならないことですね。
結局「知る事」「知ろうとする事」が大事なのですが、
「ドキュメントは時に嘘をつく」と森さんは言っていた。
森さんの定義では人を介して伝えられた事は、
介在した人の主観がどうしても入るので、
その段階で真実ではなくなるという事だ。
そう考えると、
何でも経験できる訳でなく、
多くの情報をマスコミや本、人づてで得る僕達の今は、
本当の意味で真実から遠ざかっているのかもしれない。
本が好きな僕としては考えさせられる言葉だった。
今回の講演会では僕達はプロジェクターや椅子などの手配と設置を手伝った。
終演後片付けをして森さんと打ち上げの会を開催しました。
牛山さんのお肉を使った料理や、
てんこさんのお豆腐、
妙子さんの作ったキッシュやケーキなどを囲んで、
美味しいお酒を頂きながら、
会での内容やその他の事を、
森さんを囲んで色々な話ができたのでとても有意義でした。
最後の解散前に集合写真を撮影。

当店も秋にイベント企画をしていますが、
その企画の参考にもなりました。
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